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P.A.E Beta : 沖縄の現状

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2007/04/24: 「命を助けるだけでは犬も猫も幸せにはなれません。」

助けた後が大事なのです。
適正に飼養するということは
養い育てることを言います。
ただ生かしておくことを言うのではありません。
犬や猫にも寂しい、悲しい等の感情があり
寒さ暑さも感じます。
個々に飼養できる頭数のキャパシティーは違うと思いますが
責任を持って飼養出来る頭数を守っていただきたい。

一日中ケ−ジの中で構ってもらえずに、食事を与えられトイレが出来るだけの生活は犬や猫にとって決して幸せではないと私は思います。

沖縄は小さな島国ですが
放飼いやいってらっしゃい散歩(犬や猫を単独で散歩に出す)が多く
安易な繁殖や管理不十分にもかかわらず不妊手術をしないために自家繁殖してしまい、飼いきれなくなり多頭飼いになっているお宅や
無責任に餌をやり、犬や猫が増えてしまった場所が沢山あります。
このことが大変な問題となっています。

苦情が出れば要請に応じて一般的に、各自治体及び保健所は出動し捕獲を試みます。
しかし、捕獲しきれないと判断した場合、人に危害が加わると判断した場合「野犬掃討」が行われます。
殺処分が多いということは、裏を返せばそれだけ県民のモラルが低いということに他なりません。
無責任な飼い主のマナーやモラルを改善しなくては
貴重な税金を毎年1万3000頭以上もの犬や猫を処分するために費さなければなりません。
飼い主責任を問わないその場凌ぎの野犬対策に終わりはありません。
人間が果たさなければならない役割などを厳しく定めた、犬の飼養や保管についての法律の整備も行われました。
しかしながら、その法律や条例を知っている方は極小数です。
野犬対策には地域の人の協力は欠かせません。
なかでも「エサやりの存在」は,大きな問題です。

野犬問題について,愛護管理センターが保護することのみによる解決は困難で,地域のみなさんが自分の問題として考えていただくことが大切です。

数の多さや、それを担う民間の現時点での力量の弱さからシェルターを作る事には賛同できません。




2007/04/24: 80頭救いたいプロジェクト

先日プロジェクトに付いてお話ししてきましたので内容を書き留めておきます。

☆経歴
一般のご家庭にて10年ほど前保護した犬が、不妊手術をしていなかった為ご近所の犬と交配してしまい、仲の良い親兄弟で部屋割りをした結果、
親兄弟で交配しあっというまに20〜30頭増えてしまった。
中には近親交配による奇形や病気が出ている犬も多くいました。
ほとんどの犬が栄養失調であり皮膚の病気がありました。
アレルギー、若年性白内障、緑内障、形成不全、なども近親交配による遺伝性疾患です。
子宮水腫、フィラリア、等もたくさんありました。
この頃からケンカの声、遠吠え、糞尿放置の異臭がし近所から苦情がくるようになる。

この頃から行政に相談していた様子。

5年目位から50頭近くになるが餌を食べられない犬も居り、弱肉強食の自然淘汰がはじまる。
共食い、(子食いなど)弱った犬は亡くなっていき、亡くなった犬はゴミ収集の日に出していたそうです。
その結果数は一時期30頭〜50頭に収まっていた頃もあったが、増えたり減ったりを繰り返し80頭をこえる程になっていたと聞きました。
段ボールと新聞、糞尿が折り重なり腐葉土状態となり、
床は抜け落ち、家の中は犬が占領してしまい、飼い主家族は自宅でトイレもできずに
近くのコンビニでトイレを借りる程になっていました。

何度も指導に出向き改善を求めたが頭数も多く、新しい飼い主探しもしてはいたが、困難であり、犬たちを保健所(愛護センター)に渡すことは出来ないと
飼い主が主張していたため、
飼い主の友人がこのままでは飼い主の家族が可哀想だからと市役所に相談し
保健所から2006年1月に(社)日本愛玩動物協会 沖縄支部に相談がありました。

状況把握の為、保健所職員と(社)日本愛玩動物協会沖縄支部、wish、飼い主を交え面談
そこに何頭か子犬を連れてきていたため写真を撮りはじめる。

当時期限は2ヶ月「裁判所による競売物件のため、
「強制的退去」しなければならない状態にあり、3月末には立ち退きの為、
処分の選択を選ばなくてはならず、新しい飼い主さんを探す努力を私達と共にして、期限までにもらわれなかった犬たちについては「処分する」と「元飼い主」が決断しました。(出来るだけ処分しなくて良いようにお互いがんばるとお話しをしました)

写真を撮り、頭数及び飼育状況の確認及び
飼育指導

市、保健所、愛護管理センター、獣医師、Wish、(社)日本愛玩動物協会沖縄支部と協議

もう二度とこの様な事にならないように
飼い主さんとの各種契約及び誓約書を交わす

譲渡の為の事前アンケート及び募集要項の表示をし新しい飼い主を募集

ワクチン接種(混合)

犬達をレスキュー開始 

ワクチンの接種、病気の治療、不妊手術、シャンプー、爪切り等のケアと身体測定

各譲渡会に出席、各現地ボランティアさんによる環境調査実施

全ての犬に行き先が決定(亡くなった犬3頭は含まず)

各新しい飼い主さんより1ヶ月、半年、一年後、飼育報告を提出していただく。
現在元の飼い主さんは、アパートに引越しもう二度と同じ事は繰り返さないと悔い改めていらっしゃいます。

この事例は氷山の一角であり、あちこちでこのような事がおこっています。

約80頭の犬たちは外に出たことが無く、
家の中に他人が入ることがなかった為、
飼い主家族以外の人はみんな怪しいと思っており、敵だと思っていました。
ほとんどの犬がシャンプーや駆虫、ワクチン等初めての経験でほんとに大変でした。
捕まえて接種することも大変でしたが
シャンプーやつめきりが一番大変でした。
いまでも噛まれた傷痕が残っています。(;^_^A"

大変な事も沢山ありましたが、
沢山学ぶこともありました。

全ての犬に個体差があり、親兄弟似ていても
個々にいろいろな性格をもち、
どんなに恐がりで危険な犬たちも愛情と時間を持って接すれば
みんな可愛い普通の犬となり、家族の一員となります。

☆アメリカへ行った犬たちについて☆
約80頭の犬たちの中でも特に恐がりで人になれることに大変時間がかかる犬たちを空輸しました。
アメリカのシェルターはノンキルシェルターで
ボランティアさんが沢山おり、ゆっくり時間をかけて恐がりを改善してから
譲渡会に出すというお話しでした。
そして、もしそこから譲渡が決まらなくてもノンキルシェルターなので
処分されることはないと言うことで判断しました。
そのおかげで亡くなった犬以外は全てレスキュー出来たと思っています。

ご協力頂きました皆様
本当にありがとうございました。




2007/02/26: 不妊手術の必要性

■殺処分数
・平成17年度の殺処分数 犬;6.391頭 猫;5.213頭
■譲渡実績
・平成17年度の譲渡実績 子犬;209頭 成犬;88頭 猫;78頭

沖縄ではバースコントロールが出来ずに
多頭飼いになっているお宅や
無責任に餌をやり、犬や猫が増えてしまった場所が沢山あります。

野犬対策には地域の人の協力は欠かせません。
なかでも「エサやりの存在」は,大きな問題です。
野犬、野猫問題について,愛護管理センターのみによる解決は困難で,
地域のみなさんが自分の問題として考えていただくことが大切だと思います。

動物は適正な環境のもとで飼育しなければなりません。
一般に不妊手術は自然ではない、可哀想だなどと考える方もいますが
沖縄だけでも年間約1万頭以上の「不要」とされる尊い命が身勝手な理由で遺棄され、
私達の血税で処分されている現実があります。
大半が穢れのない純真な子犬子猫です。
人間社会の中で私達の庇護なく生きていけない彼らのバースコントロールは
責任持って人間が行わねばならないと私は思います。

例えば
ヒート時の雌犬のにおいは遠くまで届き、その範囲は2km〜5kmとも言われています。
ヒート中の雌犬と直接接触がなくても、
雄犬は性的なストレス下に置かれているということです。
  
性的なストレスは一般のしつけや訓練で
制止できるものではありません。
動物行動学、生理学に精通していなければ無理でしょう。
そのストレスの転移行動として
近くにいる人や動物への咬傷事故を起こす場合もあります。
また、生殖器の疾患は生殖器がある限り発生し、高齢になれば発生率も高くなります。
若く健康なリスクの少ないうちに手術を受けるか、高齢になって疾患にかかってからリスクの高い状態で手術を受けるか、どちらが犬や猫のために良いかは
飼い主さんが決めることですが、
生まれてくる全ての子犬や子猫に責任が持てないのなら、
不妊手術をしてあげることが必要だと思います。

「人と動物が共生できるルールを作って守る」

沖縄には保護出来る人の数よりも、保護をしたい犬の数の方が何百倍も多くて、これ以上不幸な子が増えないようにしないかぎりは保護さえ難しい現状です。

犬や猫を飼うということは
家族の一員が増えたと言うことだと私は思います。
一生飼う(終生飼養)のが原則です。
やむを得ず飼養を継続できない場合は
新たな飼い主を探すこと。
それが出来ないのであれば
いくら可哀想でも
はじめから飼わない事もやさしさだと思います。




2007/02/21: 沖縄の現状 2004

2004年度の1年間で処分された犬の数は7345頭。
「狂犬病予防法」に基づく捕獲頭数5580頭
動物の愛護及び管理に関する法律に基づく引き取り頭数2554頭
そのうち飼い主に返還された犬の頭数は486頭
譲渡された犬の頭数は303頭
抑留された8134頭の9割が殺処分されたことになる。
返還や譲渡はわずか1割しかない。
沖縄は人口10万人当たりの捕獲頭数が437頭、収容頭数が634頭と全国で2番目に多い。
飼い主から引き取った数も197頭で全国で5番目に多く、殺処分も559頭で全国で4番目に多い。
猫も毎年増加傾向に有り、2004年度の1年間で処分された猫の数は5403頭。
収容頭数5469頭
譲渡66頭

これだけの犬や猫が処分されているにもかかわらず
道を歩けば必ず放浪している犬や猫達に出会います。
いったい沖縄には何頭の犬や猫が放浪しているのか?

引き取り依頼の主な理由は、産ませて持ってくる、しつけが悪くて手に負えなくなった、しつけが悪くてうるさいなど、飼い主の無責任が原因である事がほとんど。
産ませて持ち込む人について愛護センターは、絶対に避妊をするように注意して帰宅させるようにしている。
飼えなくなったら新しい飼い主を探したり、
それをも無理だと言う場合は、動物病院にて安楽死の選択をするようにも話している。
ただ、指導をしたら実行する人というのは、言われなくても自分でやる人。
やらない人にいくら指導をしても、結局やらない人がほとんどである、それでも指導しなくてはならない、幾ら指導を行っても無責任な理由で持ち込む人は後を絶たない。これが現状です。

こんなに増えた野犬の原因

  1. 捨てる人がいること。
  2. 放飼いやいってらっしゃい散歩(犬や猫を単独で散歩に出す)が多いこと。
  3. 安易な繁殖や管理不十分にもかかわらず不妊手術をしないために自家繁殖してしまい、飼いきれなくなる
  4. 無責任にエサを与える人が多く繁殖してしまうこと

が大きな要因です。


苦情が出れば要請に応じて一般的に、各自治体及び保健所は出動し捕獲を試みます。
しかし、捕獲しきれないと判断した場合、人に危害が加わると判断した場合「野犬掃討」が行われます。

殺処分が多いということは、裏を返せばそれだけ県民のモラルが低いということに他なりません。
不妊手術の助成や徹底した県民への広報活動など、講じる策は幾らでもあります。

無責任な飼い主のマナーやモラルを改善しなくては
貴重な税金を毎年13000頭以上もの犬や猫を処分するために費さなければなりません。

飼い主責任を問わないその場凌ぎの野犬対策に終わりはありません。

人間が果たさなければならない役割などを厳しく定めた、犬の飼養や保管についての法律の整備も行われました。

しかしながら、その法律や条例を知っている方は極小数です。

「野犬対策には地域の人の協力は欠かせません。
なかでも「エサやりの存在」は,大きな問題です。
野犬問題について,愛護センターが保護することのみによる解決は困難で,地域のみなさんが自分の問題として考えていただくことが大切です。」

動物は適正な環境のもとで飼育しなければなりません。

沖縄は小さな島国ですが
迷子や新しい飼い主探しをするときに
利用できるネットワークが非常に少なく
例えば愛犬がなんらかのアクシデントで迷子になったとき、どのように探したらいいのか知らない方も多くいらっしゃいます。
情報が少ないために、戻ることが出来ない動物や、新しい家族を見つけられない動物達が沢山います。

沖縄に居る犬や猫達にとって何が幸せなのか?
どうしてあげることが幸せなのか?。。。
かわいそうだけでは助けられない
この現状をどうすれば皆さんに伝えることが出来るのか?そして救うことが出来るのか?
人と動物が共生できるルールを作って守る」ことが必要です。

沖縄には保護出来る人の数よりも、保護をしたい犬の数の方が何百倍も多くて、これ以上不幸な子が増えないようにしないかぎりは保護さえ難しい現状です。

一人一人が責任を持って飼養すれば、処分数も減り、処分方法も変わるでしょう。
処分数が減れば出来ることが沢山あります。

殺処分のために使われている経費が
本当の意味での愛護のための費用に使われる為には
飼い主さんが責任をもって

  1. 愛情を持って終生飼養する。
  2. 放飼いはしない。
  3. 散歩は必ず飼い主さんと一緒に(いってらっしゃーいと単独で散歩させない)
  4. 100%呼び戻しが出来る場合であっても必ずリードを付けて散歩する。
  5. 生まれて来た子達に責任が持てないのであれば産ませない(繁殖しない)
  6. どうしても飼養出来ない場合は、捨てたり処分して下さいと持ち込む前に新しい飼い主さんが見つかるまで探す。


こういったことの周知徹底及び啓発啓蒙が必要です。




2007/02/21: 犬猫の処分数 統計 2004年度

2004年度の1年間で処分された犬の数は7345頭
「狂犬病予防法」に基づく捕獲頭数5580頭
動物の愛護及び管理に関する法律に基づく引き取り頭数2554頭
そのうち飼い主に返還された犬の頭数は486頭
譲渡された犬の頭数は303頭
抑留された8134頭の9割超(7345)が殺処分されたことになる。
返還や譲渡はわずか1割にみたない。
沖縄は人口10万人当たりの捕獲頭数が437頭、収容頭数が634頭と全国で2番目に多い。
飼い主から引き取った数も197頭で全国で5番目に多く、殺処分も559頭で全国で4番目に多い。

猫も毎年増加傾向に有り、2004年度の1年間で処分された猫の数は5403頭
収容頭数5469頭
譲渡66頭



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